2014年2月5日水曜日

冨田洋之さんのスポーツ講演会

こんちには♪

今日のブログはSの担当です。

先週の土曜日、2月1日にJA花巻総合営農指導拠点センターにて、花巻市体育協会主催スポーツ講演会が開催されました。



講師はアテネオリンピック体操男子団体金メダリスト冨田洋之さん


「美しい体操を求めて」という題目で冨田さんの体操を始めるきっかけから、オリンピックの話に至るまで幅広い内容でお話してくださいました。


冨田さんの美しい体操は、はじめて体操と出会ったマック体操クラブのときから意識していたそうで、クラブ自体が美しい体操ができないと次の段階に進めないという練習方法だったようです。高校生の時に偶然ビデオで見たソ連の選手の技の完成度に感銘を受け、美しい体操を目指すきっかけになったと美しい体操の原点を教えてくださいました。

「体操をやったことのない人に“自分にも出来そう”と思ってもらえるのが一番嬉しい。これがきっかけで、体操をやる人が増えて、競技人口が増えることが自分自身の目標でもあった」とお話してくださいました。“難しい演技ほど、シンプルに見せる”ということをこだわりとしていたという冨田さんの演技の基本は「倒立ではじまって、倒立で終わる」だそうです。

そこで、講演を見に来ていたjrクラブや高校生に倒立のアドバイス!!



団体金メダルをとったアテネオリンピックの話になると、冨田さんの演技にあった実況が話題になった「伸身の新月面が描く放物線は栄光への架け橋だ!!」について、とてもよく出来た話と笑いながらお話した上で、「普段絶対ミスをしないルーマニアの選手が立て続けにミスをして、会場は張り詰めた雰囲気になっていた。当時の日本代表選手の米田、鹿島選手の演技はとても緊張して見ていられなかったので、あえて冷静になるために見ないようにしていた。自分の演技になったとき、そのときまで緊張していたのに急に緊張がスーッとぬけて、普段と変わらない演技ができた。技を決めた瞬間、会場全体のワーッという歓声に自分自身、鳥肌がたった。」と当時の様子を振り返ってくださいました。冨田さんの心境の変化がリアルで、聞いてるこちらも鳥肌がたつようでした。

最後にこれからスポーツをやっていく子供たちにアドバイスということでは、「日頃から同じことをどれだけ時間を割いてできるかということだと思う。試合でとっさの判断が必要になった時、必ず練習で積み重ねてきたことが出てきてくれる。高いレベルのことをするのにも基礎をおろそかにしてはいけない。練習の積み重ねが大事」と金メダリストの貴重なアドバイスを聞くことが出来ました。


次の日・・・

冨田さんは花巻南高校へ訪問し、花巻南高校に集まった専大北上高校の生徒と、花巻市内の体操Jrクラブの子供たちへ指導を行ってくださいました。



冨田さんの指導を受けた子供たちも、これを機に将来活躍してくれるといいですね☆★






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